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チョコたん保護の経緯☆

ちょうど二週間前に保護したキジ仔猫のチョコたん(生後半年の男の仔)
チョコたん保護の経緯☆_b0271465_21420935.jpg
















保護したのは夕方でしたが、その日はお昼前くらいから
お外で猫さんの鳴き声が聞こえていました。
何度もはんなりハウスまわりを声の主を必死に探すのですが
姿は見えず。
ときどき鳴きやんではまたしばらくしてニャーニャーと悲しそうなお声が.....

越してきてから約10年
地道にご近所まわりの野良猫さんの不妊と保護を続けていますので
今はまったく近辺お外で猫さんを見かけることはなくなっていました。
なんとしてでも声の主を見つけ出そうと何度も家の外に出ては
少しずつ探す範囲を広げていきました。
よく耳をすまして聞いてみるとどうやら我が家の裏手から鳴き声が。
その瞬間、もしかして!という思いがこみあげ
すぐに少し離れた裏手にある雑木林まで走って行きました。
雑木林に近づくにつれて鳴き声が大きくなってきたので間違いないと確信のもと
近づくとやはりそこに2Lペットボトル用の少し縦長のダンボール箱が置いてありました。
手をかける部分が左右あいていてそこから中の猫さんが必死に
ニャーニャーいっているのが聞こえのぞくと中の猫さんと目が合いました。
ダンボール箱のフタはガムテープでしっかりと塞いでありました。
すぐにフタをあけたかったのですがもしも猫さんが飛び出してしまったり
あまり人慣れしていなくてどこかに逃げてしまったら保護が難しくなると思い
急いでキャリーを取りに家まで走りました。
キャリーと念のために大きめの洗濯ネットそして猫さんのおやつを手に
すぐにその場までもどり静かに猫さんにお声をかけながらダンボール箱を
そっと横向けに倒しふさがれたガムテープを少しだけ剥がして
おやつを入れたキャリーの扉を開き
少し空けたフタの横にくっつけました。
その瞬間猫さんはすぐにキャリーに移動してくれました。
さっとキャリーの扉をしめて中を見てみると可愛いキジ猫さんがちょこんと
不安そうに縮こまってこっちをみていました。

すぐにキャリーとダンボール箱を手にうちにもどり猫さんには
レボリューション(ノミ・ダニ・回虫駆除)をして保護部屋のケージに
お水とごはんを用意しキャリーとともに入れました。
持って帰ってきたダンボール箱をみると中にドライフードが散っていました。
片付けながら3年半前に卒業生麦坊を保護したときのことを思い出していました。

麦坊はうちにヘルプをもとめ玄関から飛び込んできたキジ仔猫さんでした。
その後ご近所さん情報で
2〜3日前に雑木林に捨てられた仔ではということが判明し
雑木林にいってみると今回と同じようにペットボトルの空き箱があり
中にドライフードが散っていて
同じようにフタがガムテープでふさがれていましたが
麦坊は中からダンボールとガムテープを噛み破いてお外に脱出していたようでした。

その小さな雑木林は麦坊が置いていかれた以前から
ときどき仔猫さんが捨てられていたらしくそれでもその当時は
そばのおうちの方
(猫飼いさんで三頭のうち一頭は
この雑木林に捨てられて幼猫さんでカラスから守って保護したとのことでした)
が捨て猫禁止の看板を立てたりして
見張ってくださっていたので麦坊以前はずっと捨て猫さんはなかったそうでした。
その後も麦坊以後捨て猫さんはなかったのですが
半年程前にそのおうちの方がお引っ越しをされて
今はそのおうちは空き家のままになっていました。

同じ場所に同じような状態で置き去りにされた麦坊とチョコたん
三年の期間はありますがおんなじキジ猫さんなのでもしかしたら
同じ人が置いていったのかもしれません....

今はお引っ越しをされたご家族さまと仲良くされていた雑木林最寄りの
ご家族さま(猫さんを二頭室内飼いしていらっしゃいます)が
ご好意で新たに看板を立ててくださいました。
どうやらその雑木林の所有者さまがお引っ越しされたご家族さまで
こちらのご家族さまとは遠縁にあたるということのようでした。
また捨て猫されないように見張っておくからね!とおっしゃって
くださっています。

私はずっと個人ボラを続けていますが
こうしたご近所の方のご協力に支えられて
一頭一頭を保護することが出来ているのだ思います。

みんなにみんにゃに感謝さんm(- -)m


みんにゃみんな幸せになれますように☆

by hannari-cat | 2017-11-16 21:50 | ブログ
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