あらたな仔猫

おとといスーパー駐車場での出来事。

買い物を終え自分の車に向かっているとき
以前こはくちゃん(旧名:ここは)を保護したお隣のホームセンターの
パートさんに猫の事で相談があると呼び止められました。
彼女もちょうどパートを終え夕食の買い物に来ていたとのことでした。

私は今スタッフさんのごはんを作っているので
ほぼ毎日スーパーには通っているのですが
お隣のホームセンターさんは店長さんが変わってから
(猫嫌いとこはくちゃん保護のときに聞きました)
猫さんのフード等の種類が格段に減ってしまったので
ほとんど利用しなくなっていました。
会えて良かった、そう言いながら彼女が話してくださったこと。

数ヶ月前、ご自宅の道を挟んだお向かいにある小さな雑木林に
一頭の猫が居着いたそうです。
見ているとごはんはその雑木林の隣のお家のお庭でもらっているようでした。
その後しばらくしてその猫さんが小さな仔猫を2頭連れるようになったそうです。
もともと雑木林の反対隣のお家の方は猫が好きではないらしく
猫の声がうるさいお庭に入ってきて迷惑だと
ごはんをあげているおうちに苦情にいっていたそうで
ごはんをあげていたおうちもあげていたのはそのおうちの離れに暮らすおばあさんで
そのおうちのご夫妻は猫嫌いらしく
苦情があったのでおばあさんにお庭でごはんをあげないように伝えたようで
あるときからおばあさんはこっそりとその雑木林にごはんを置くようになったそうです。

それに気付いた苦情を入れたおうちのご夫妻は
置かれたごはんを食べに雑木林の奥から出てきた猫の親子を見かけると
バケツに水を入れて仔猫に向かってかけたり箒を持って追い回すようになっていたそうです。
そうこうするうちに仔猫のうちの一頭を見かけなくなったそうです。
おそらくお水をかけられたからか?
いなくなる前はひどいお風邪のようで目もくっつきかけて痩せていたとのことでした。

そして先日
いつものように3時頃ごはんが置かれたらしく本来平日は
苦情を入れたおうちはご主人はお仕事でいないようなのですが
その日は日曜日で苦情を入れたおうちのご主人もいたようで
奥さんとふたりで出てきて猫の親子を追い払らおうとごはんの入ったトレイをひっくり返したり
ふたりで箒等を持って仔猫を追いかけていたのを
ちょうどお友達のおうちに遊びに行っていて自転車で帰ってきていた
パートさんの小5の娘さんが遠目から見ていたそうで
追われた仔猫は雑木林の前の道路(信号のない一本道交通量は多くありません)に出て
とまったまま動けなくなってしまい
そこにスピードを出した車が迫ってきて
その娘さんが危ないひかれるっと思った瞬間
母猫さんが車と仔猫の間に飛び出したそうです。
ドンッという音とともに母猫さんははねられ仔猫さんは無事でした。

パートさんは娘さんが泣きながら家に飛び込んできたので事の一部始終を聞きながら
ご主人とふたりすぐにお外に見に行ってくださったそうですが
すでに母猫さんは亡くなっていたそうでその後おばあさんの家に
そのことを伝えにいったそうですが
おばあさんをふくめみな知らんふりだったそうで
パートさんのご家族が母猫さんを埋葬してくださったそうです。

その翌日から仔猫は母猫がはねられた道路の脇に佇んでにゃーにゃー寂しそうに泣き続けていて
おばあさんはごはんをあげに出なくなり
お腹も空かせているようだったのでパートさんと娘さんがなんとかできないかと
近づいてもウーッウーッシャーッシャーッ言って
雑木林の奥にひとり隠れこんでしまっていたそうです。

話しは長くなりましたが
お話をお聞きしてこれは緊急を要すると思い
いつも捕獲器等は車に積んでいるので
そのままそのパートの女性の車の後について
その仔猫さんのいる雑木林まで連れていっていただきました。

その場所は一本道の道路からよく見えるところでしたので
遠くからでも小さな雑木林の前の道路脇に仔猫さんが佇んでいるのが分かりました。

早速仔猫さんの保護にとりかかりました。

静かにお声をかけながらそっと近づいていくと
必死にウーシャー言いながらも体全体が大きく震えているのが分かりました。

素手での保護は難しそうでしたので
捕獲器に猫のおやつを入れて捕獲器にはブランケットを掛けて
雑木林に置きそのまま車に戻って中で待機していると
お腹が空いていたのでしょうしばらくして捕獲器の閉まる音が聞こえたので
見に行くと仔猫さんが入ってくれていました。

余談ですがパートさんのおうちにはわんちゃんがおり
下の娘さんが重度の猫アレルギーだそうで上の娘さんが猫さんが飼いたいと言っているけど
残念ながら無理というのは以前に聞いていたので
お向かいのおうちに戻られていたパートさんに連れてかえりますねとお礼のお声をかけて
その場をあとにしました。

おうちに帰ってすぐに仔猫用のレボリューションをして保護部屋のケージに入れました。

様子を見に行くと全身で震えてしまいますので今はまだお写真はとっていません。
ずっと不安そうに鳴き続けていましたがケージ全体を段ボールで囲ってあげると安心したようで
ブランケットを敷いた箱の中で静かに眠れるようになりました。

母猫さんが自分の命をかけて守った仔猫さん

しばらく時間はかかるかもしれませんが
家猫さん修行をしていずれはずっとのおうちを探してあげたいと思っておりますので
みなさま応援のほど
どうぞよろしくお願いいたします。


みんにゃみんな幸せになれますように。
by hannari-cat | 2016-11-11 12:45 | ブログ | Comments(2)
Commented by クマオの妻 at 2016-11-11 14:12 x
一時の軽はずみな同情で餌やりをして、いざ自分に負荷がかかると猫なんて知らん顔する人多いですよね。。。猫は純粋にご飯をもらいに何度も通ってしまうのに、その気持ちを放棄して無責任に知らん顔。そのおばあさんには二度と動物と関わって欲しくないです。

母猫さんが身を挺して救った命、子猫ちゃんには最良のご縁がどうかありますように。
Commented by hannari-cat at 2016-11-11 14:33
>くまこへ
パートさんがいうには母猫さんねまだ若くて小柄で最初に現らわれたときは仔猫さんかなと思っていたそうです。おそらく生後半年を過ぎはじめての妊娠出産だったのだと思います。二頭の仔猫を誇らしげに連れ育てていたそうです。はい、ありがとう。仔猫さんまだね様子を見にいくとガタガタ目に見えるほど震えてしまいますのでゆっくりゆっくりいこうと思っています。
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