ゆっくりいこう

引っ越しの際 保護した
マサムネ君


















マサムネ君のコトは生まれた時からずっと
見てきました
マサムネ君は以前借りていたアトリエの
ご近所のおばあさんの所の
半野良ちゃんが産んだ子です
生まれてしばらくは母猫がおばあさんの
庭で育てていたので
はんなりが子猫たちの姿を見掛けるように
なったのは母猫についてお庭から出てくるように
なった3ヶ月くらいからでした
子猫は全部で4匹いました
‘’現 のつか・ぶっころ・マサムネ”と黒猫のノアです

しばらくして
おばあさんが倒れました
無人になったその家の前は
遊歩道だったので
たくさんのお散歩がてらの餌やりさんによって
彼らはなんとか大きくなりました
その後
おばあさんの看病のため実家に戻ってきた娘さんは
動物嫌いというコトで
彼らを庭から追い出しました
彼女は親戚のおじさん?と
まだ小さいマサムネたちを大きなゴミ袋に
入れて保健所に持ち込もうと日々追いかけ回していました
(ぶっころは今でもゴミ袋の音を以上に怖がります)
子猫たちがつかまらないと
今度はほうきで追い立てて さらに 猫たちが
お庭への出入り口としていた垣根の穴を塞ぎました
結果 母猫と子猫たちはおばあさん宅隣マンションの
駐輪場に居着くようになりました 

その頃はんなりはおばあさんの猫13匹の
避妊・去勢を始めていて
その過程でこの子猫たちへの餌やりもはじめていたのですが
母猫がとても野良気質が強いため
子猫たちもはじめは警戒して全く懐きませんでした
ただ一匹のメス子猫(現 のつか)だけは体も他の子より
ひとまわり小さく猫風邪のため涙目鼻水がすごくて
鳴き声も出ない状態だったのでなんとか保護したいと
色々試みていました
一匹だけ母猫の移動についていけず
嵐の夜なども避難しそこねて
母猫が鳴きながら探し回っていました
その頃の母猫はいつも必死でした
美猫で評判の猫でしたが
その時の彼女は般若のような形相で
子育てをしていました
それだけ 野良になったら大変なのだと思いました

ところでマサムネは餌やりを始めた頃 
子猫たちに近づくと
いつも自分も小さいのに必死になって他の兄弟を
かばってシャーシャーいっている姿が印象的でした

しばらく餌やりを続けていたある日
母猫が弱ったメス子猫を連れてアトリエに来ました
早速ごはんをあげると子猫が一生懸命食べている間に
母猫はそっとその場を離れました
子猫が気づいて追いかけると
また連れて戻って 同じコトを繰り返しました
はんなりは母猫に話掛けました
あんず(はんなりが付けた母猫の名前)
この子を私に託したいの?
あんずは黙って私を見て
それから側に寄り添おうとした子猫の頭をそっと
手でよけました
そしてしばらく黙って子猫を見つめていました
その様子はまるで
かあさんはお外でお前たち4匹全員を無事に
育てるのは無理なの
特にお前は体も弱っているから
このおばさんと一緒に行きなさいと
静かに語りかけているみたいでした
そして母猫あんずは他の子猫の元に戻り
子猫ののつかはもうあんずを追いかけようとはしませんでした
私が抱いても鳴いたり暴れたりせず
おとなしく私の顔を見上げていました
この時 のつかは
はんなり家の子になったのです
のちに のつかは心臓が弱いとの診断を受けました
今もあのときのあんずの機転が
のつかを救ったのだと思っています

その後 生後半年でノアが里親さまに恵まれ

さらに生後10ヶ月で去勢とともに病気が分かった
ぶっころがはんなりにゃん'zになりました
ぶっころははんなりストーカーと呼ばれる程
懐いてくれました

さてさて その頃のマサムネ君は
一番丈夫で 一番体も大きく育ち
相変わらず全く人には懐いていませんでした
仕方なく子猫の中で唯一 去勢のための保護を
捕獲器を使っておこないました

母猫あんずが大好きで いつも 2匹で行動していました

その間に 元飼い主のおばあさんが退院してきました
が 寝たきりらしく 
しばらく姿を見るコトはありませんでした

結局 その後 そのおばあさんの家では
ネズミが大量発生し 毎日 家の中で運動会状態となり
娘はまた猫を自宅庭に入れてごはんの世話をするように
なりました
その頃には はんなりの避妊・去勢もほぼメドが立ち
猫の数も里親さまに恵まれたり はんなりが保護したりで
4匹になっていました

それからしばらくは何事も無く
平穏な時間が過ぎていました
マサムネ君も少しづつ人馴れし始め
1歳半を迎える頃には
ひょうきん マーちゃん と
呼ばれるようになっていました

ところがまたまた
問題が発生

そのねこおばあさんの四軒隣の
これまた一人暮らしのおばあさんが
飼い犬が死んだのを機に
野良猫たちにごはんをあげ始めたのです
またまたお庭内でこっそりあけでいたので
はんなりが気づいた時には
5匹の子猫が生まれ
その子たちが3ヶ月くらいになって
遊歩道に出てくるようになってからでした

頭を痛めていた矢先
今度はそのおばあさんが倒れて入院しました
そしてその家の半野良たちが
ご近所を彷徨い始めました
その時の子猫たちが
現 キキ ジジ マユゲです
あと2匹は弱っていたため
すぐに保護でき 無事里親さまに迎えられました

結局
残ったジジたち3匹と母猫と
パパ猫(猫屋敷おばあさんの方の猫ではんなりが去勢前パパに)
は以前から猫屋敷だったマサムネたちのおばあさんの家
に身を寄せ計9匹がその家の半野良ねこ扱いになりました
もちろん全頭はんなりが避妊・去勢しました

しばらくは 猫たちをかわいがっていた
おばあさんの娘でしたが
ジジたち黒子猫3匹がヤブ蚊に咬まれすぎて
(ジメっとしていて環境の悪いお庭でした)
アレルギーを発症し 全身の毛が抜け
ケロイドのような状態になってしまったのを機に
態度が一転
お薬を渡しても面倒だからとちゃんと投薬せず
気に入らない猫 
元子猫のマサムネ・ジジ・キキ・マユゲを
また庭から追い立て始めました
ただ元々いた猫たちは別なようで
変わらずごはんをあげていました
ジジたちに対しては
こんな汚い猫たちでは
世間体が悪いから保健所に持ち込む
と言い出す始末

結局 
キャリーに入れられ保健所に持ち込まれそうになった
ジジとキキをその場で奪い
残ったマユゲ・マサムネを捕獲器で保護して
4匹を治療のため入院させました

せっかく ひょーきんマーちゃんと
呼ばれるまでになり 人を信じかけていた
マサムネ君ですが このコトがきっかけで
また 昔のシャーシャー威嚇マーちゃんに
逆戻りしてしまいました
病院でもまったく心を許さず
先生に 
マサムネ君はあまり人が好きではないねと
言われました

マーちゃん もう大丈夫 ゆっくりいこうね
そして また いつの日か 
君のあの ひょーきんな姿を ママは見たいです



by hannari-cat | 2008-12-07 14:12 | ブログ | Comments(0)
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